NO.1204 2009,11,23








年内融資実行は12月10日の申込分までです
 引き続く不況の影響で、今年は融資相談が増えています。(4月~10月までの申込数は21%、融資獲得数は20%増になっています)
これから年末に向けてさらに相談件数が増えることが予想されます。年内融資実行が可能なのは12月10日の申込分(商工業振興資金の場合、春日井市へ書類を出すのが)までです。年の瀬をひかえて年越し資金等の手当を考えている方は早めにご相談ください。
緊急の融資や困難な融資もよく相談して
 融資の相談では、資金の必要性、必要金額、申込に必要な書類等よく相談して申込をするようにしています。最近の具体例を紹介します


2店舗目の設備資金を借りました
 飲食業を営む西支部のSさん、名古屋に2店舗目を出したいと相談がありました。
 ただし、大家さんとの契約の日が迫っており、融資が受けられないと契約も白紙になってしまいます。
 県保証協会の申込とあわせて事情を説明して速やかな審査をお願いしました。あわせて取引銀行にも申込に使った資料を事前に渡して、「保証決定」後、すぐに融資が実行してもらえるように手配しました。
 以前にかかっていた税理士の「決算書」の間違いなどの指摘を受け、審査には若干手間取りましたが、何とか契約日までに融資を受けることができました。
修繕費の未払分と車検代が
     手当てできまし

「もうすぐ営業車の車検がくるがいままでの修理代も残っていて、お金がないので困っている」と相談がありました。(南支部・塗装業)
 さっそく、修理屋の請求書をはじめ外注先からの請求書などを整理して当面の必要な資金を明らかにしました。
 申込にあたっては取引先からの発注書も添付。保証協会や銀行がしっかりと「業態」が把握できるようにしました。はじめての申込でしたがスムースに保証決定が出て、融資を受けることができました。
緊急保証で借入を一本化、
当面の資金も確保しました

 建設業のJさん(東支部)もご多分に漏れず、不況のあおりを受けて売上が大幅に減りました。現状ではいままでの借入の返済も困難になると相談がありました。
 2本ある借入(960万円の残債)を「緊急保証」で一本化して、当面の運転資金を確保するために1500万円の申込をしました。
 銀行は、はじめ「保証人を…」ということも言ってきましたが、保証協会とも連絡を取り合って、「緊急保証」の趣旨どおり「保証人無し」の10年返済で借入をすることができました。月々の返済額も約半分になりました。
共済会・インフルエンザ予防接種への
助成好評です

 先の共済会総会で提案された「インフルエンザ予防接種」への助成が好評です。すでに10人をこえる方が助成を受けています。
 「インフルエンザ予防接種」を受けたら領収書を事務所に持ってきてください。すぐに助成金をお渡しします。助成金の金額はかかった「注射代」を上限に3000円までです(助成の対象は共済加入者です)。
引き続き「大腸ガン検診」にも取り組んでいます

共済会では「大腸ガン検診」もあわせて取り組んでいます。自宅でできる簡単な検診で「受診キット」は事務所にあります。希望の方は電話で希望数を連絡の上、取りに来てください。共済の加入・未加入を問わず無料です。
そろそろ確定申告の準備を始めよう
「年末調整」の書類も届いています


税務署から「書類のいっぱい入った袋が送られてきた」との問い合わせがあります。従業員・専従者などへの給料について「年末調整」を行うための書類です。「青色申告」の方は「青色申告決算書」も入っています。そろそろ確定申告の準備を始めましょう!

年末調整の講習等は追って
お知らせします
春日井法律事務所友の会総会  11月23日(月・祝) ホテルプラザ勝川
春日井民商顧問先の春日井法律事務所友の会の総会です。詳細は事務所までお問い合わせください。


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   会計 伊藤英雄