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7月23日午前9時30分から、春日井市(経済振興課)との懇談を行いました。
この懇談には市側から、産業部経済振興の堀課長と勝尾課長補佐が出席しました。民商からは、森山会長を先頭に9名の役員・事務局員が参加しました。
懇談にあたり民商からは、事前に①事業に関わる営業固定費への助成をしてほしい。②緊急保証融資に関わる「保証料」「利息」への助成をしてほしい。③市内中小業者に仕事が回るような小口事業の創出をしてほしい。という3項目の要望を出していました。
懇談の冒頭、増田常任理事から「昨年の秋まで月150万円前後の仕事が親会社から来ていたが、今年に入って1ヶ月1,400円という売上の月まである始末で、今のままではとても営業を続けていくことができない」また、森山会長からは「建設関係は姉歯問題以来、建設確認申請が下りず、ただでさえ受注減の傾向が続いていたが、昨年秋以降、ほとんど仕事がなくなってきた。行政サイドのどのような形でもいいので支援が必要だ」との中小業者の現状を訴えました。
これに対して、堀課長から「鉄工・建設という業種は現在の不況の影響を一番まともに受けている業種だと認識している。今日はみなさんの率直な実態をお聞かせいただいて行政の施策を考える参考にしたい」との答弁がありました。
 要望事項については、「議会でも質問が出されており、それへの答弁を超えることは言えないが、調査研究は続けている」「臨時交付金については現在、財政課で検討中です」との答えでした。
市として中小業者への仕事起こしはできないか?との質問には「みなさんの提案も含めて研究するし、小規模受注のことなら総務課にぜひ問い合わせていただきたい。こちらからも要望があったことについて伝えておきます」との答えでした。
全体として、春日井市が私たちの実情や要望を聞いて、『調査・研究』していくという前向きな対応であることを感ずることはできましたが、具体的な施策になると「財政部」などの動きを待っているという感触を受けました。さらに運動を広げ、中小業者にとって仕事の続けられる春日井市にしていくために頑張ることが大事です。
今回の懇談には先の議会で「保証料助成の拡大」を求めた共産党の伊藤建治市会議員も同席いただきました。

飲食業会員の交流会開く
 23日、飲食業会員の交流会を開催し、7名が参加しました。ある会員が冒頭に「今日はグチが言えるかなと思って参加した」と口火を切ると「ETCの割引が始まってから土日のお客がガタッと減った」「6年前にバリアフリーにしたら最近固定のお客さんが来てくれるようになった」など最近の状況が出されました。
 商工会議所がすすめている「サボテン」商品の話、たまたまその日の昼にテレビ放映された「おからアイス」の話などいろいろな話題が出されました。「いま儲かっている店の情報が欲しい」「どこにでもありそうでどこにもない商品の開発にチャレンジする」などの要望や抱負が語られて時間になりました。
融資制度の仕組みを学んで自信を持って相談に!

7/23 制度融資学習会を開催

23日夜、制度融資の仕組みと制度、申込書の作成の実務までをしっかりと学習して、支部でも「融資相談」が受けられるようにと「制度融資学習会」を開催しました。
 学習会には、役員と融資を受けたいと考えている会員も含めて12名が参加しました。
 民商・全商連が取り組んできた融資獲得の取り組みが「無担保無保証人融資」を創設してきた歴史から、「信用保証制度」がどういうものか、「商工業振興資金」「緊急保証」の特徴と必要書類、融資申込書の記入の仕方まで学習しました。
さっそく融資申し込み!
 学習会に参加した西支部のBさんは、学習したことを生かして必要書類を準備、申込書も作成して、28日に春日井市に「商工業振興資金」を申し込みました。市役所の手続きには田中・西支部長が同行、手続きも円滑に進みました。
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   会計 伊藤英雄