NO.1180
2009,5,25
5月13日に愛商連が行った愛知県交渉に、増田北支部長と星野事務局長が参加、経済危機にあえぐ中小業者への緊急支援を要望しました。この交渉には9民商から20名あまりが参加しました。
今回の交渉は、3月末に県に愛商連が提出した「要望書」(下記)への回答という形で行われました。残念ながら愛知県側の回答は「いわゆるゼロ回答」で要望事項にはまともに答えようとする姿勢さえ見えないものでした。
愛知県に対する要望事項
●売上が前年比五割以上減少している業者を緊急経営支援対象業者として認定し、 特別な措置をこうじること。
●公的支払い(税金、保険料、公的借入の返済)を猶予、免除すること。また、未 納などによる制裁措置(延滞金、差押え、保険証の取り上げ)などは行わず、現 在行っている差押えなどはすべて解除すること。
来年度の住民税、法人住民税、保険料の免除
●商売継続のための固定費(営業所家賃、水道光熱費、ローン、リース代など)へ の補助制度をつくること。
●県独自の生活支援資金、経営支援資金、雇用支援資金の補助制度をつくること
●官公需、特に中小業者が受注できる小規模工事を前倒し発注すること。
学校、県営住宅など県の建物の耐震、修繕、改修工事
●雇用維持のための研修制度の拡大と手当の支給
●県下の大企業の生産・発注・雇用の実態と計画を県として掌握し、公表すること。
5/17 東支部・西支部が総会を開催
東支部長は小林さん、西支部長は田中さんが選ばれました(いずれも再任)
5月17日(日)、東支部はグリーンパレス春日井で、西支部は味美駅前の「旬彩季楽 えん」(会員のお店です)でそれぞれ支部総会を開催しました。南、北支部に続いて4つの支部すべてで総会が開かれ、新しい役員体制と一年の方針が確認されました。特徴的なことはいずれの支部でも「班」の重要性が話し合われてきたことです。民商総会に向けていっそう班を基礎にした民商活動の議論を強めましょう。
「回答」を受け参加者から営業や暮らしの実情を訴えて県に施策の実施を求めました。冒頭、増田支部長が「息子と二人で鉄工業を営んでいるが、3月の売り上げが通常の2%に落ち込んだ。固定費が月45万円ほど必要だが全く足りない。申告後、所得税と消費税は何とか払ったが6月以降の住民税などは払えない。2月に借入をしたが今月でなくなって6月からのメドが立たないでいる。県としての支援策を早急に作ってほしい」と訴えました。次々に参加者から訴えがありましたが、県側の対応は今の状況について「全く甘い認識」しか感じられないものでした。
県側から最後に「相談の窓口は中小企業金融課がなる」と回答がありこの日の交渉は終わりました。中小業者の救済のため、より積極的な行政への働きかけの必要性を痛切に感ずる交渉でした。
春日井民商定期総会
とき 5月31日(日) 午前10時半から午後3時まで
午前は記念講演(吉田豊県学習協会長)、午後総会
(受付は10時開始・昼食は準備します)
ところ グリーンパレス春日井 第1会議室(1階・右手の部屋)
春日井九条の会 憲法九条 平和の集い
このままでいいの?明日の日本
講演会 大谷昭宏さん
5月30日(土)午後1時半~
春日井市総合福祉センター(浅山町)
「サンデープロジェクト」などテレビでもおなじみのジャーナリスト
資料費が500円必要ですが、民商扱いのチケットは事務所で負担します。チケットは支部長または事務所まで
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会計 伊藤英雄