NO.1139 2008,7,21








建設業を営む西支部のSさんは、昨年10月に「営業用の車を二台買いたい」と融資要求で入会しました。さっそく書類を整え市役所を通して「商工業振興資金」を申し込みました。愛知県保証協会から「初めての取引なので」と直接審査を受けました。
『人材派遣』なので保証(融資)できない
 長時間の審査の末、保証協会の出した結論は「人材派遣をしていると思われるので人材派遣の許可を取っていない以上保証はできない」というものでした。その理由のひとつは応援の現場の請求を「○人工」としているからというものでした。Sさんはどうしても納得できないと愛商連の県交渉にも参加して保証協会と再度の話し合いを持ちましたが答えは「ノー」でした。
営業努力を続けて再度申込み
 その後、2度目の決算を終わって国民生活金融公庫へ申込みをして車1台分の融資は受けることができました。 しかし、従業員も増えて使用中の車両も「排ガス規制」に引っかかるなど、どうしてももう一台車が必要になっていました。
 昨年保証協会に断られてから、営業努力を重ね、売上も伸ばして、取引先との請求方法も「請負工事」の形態に変えてきました。
今度は保証協会もオーケー
 6月に融資申込みをして、前回指摘を受けたところも改善されていることが分かる書類も添付しました。しかし、再度、保証協会が審査に来ることになりました。前回以上に自信を持って審査にのぞみ、今回は保証(融資)を受けることができました。
 Sさんは「あきらめずに頑張ってきた甲斐がありました。とてもうれしい」と話しています。

会長会議に参加しました
 愛商連会長会議が7月12・13日に、「サンヒルズ三河湾」で開催され、はじめて参加してきました。
 12日の昼から始まった会議では、はじめに「全商連第48回総会方針」を読み合わせ「基本調査」「再編強化問題」について話し合いをしました。翌13日は、二つの分散会に分かれて、前日の議題に加えて「会長とは何か」ということもあわせて討論しました。
 会長を引き受けたものの、具体的にどのような活動をすればよいか分からない中で、これからの活動に生かしていける会議でした。
   森山新会長 談

 婦人部は、全婦協(全商連婦人部)や愛婦協(愛知県連婦人部)の方針を、真正面からより好みせず受け止め、春日井婦人部の方針を具体化するため、毎月三役会、役員会で相談しています。
 役員会では15名前後の役員が集まり相談します。一応、8時〜10時までとなっていますが、話が盛り上がってついつい10時過ぎてしまうこともしばしばあります。
 その相談したことを、支部に持ち帰り、各支部の小集会で部員のみんなに伝えています。大事なのは、これを継続して開いていることがもっとも大きな力になっていると思っています。
 継続しているからこそ、今では、身近な問題や悩みも出し合う場となり、出された悩みを、その場だけの事にせず、必要な手だてをすぐに役員で相談し、必要であれば、国保の短期保険証の問題などのように、行政に持ち込んで解決のために全力をあげています。


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   会計 伊藤英雄