NO.1098 2007,9,17







 9月9日(日)グリーンパレスで今年の班長研修会が開かれました。研修会には25名が参加しました。
今年は、午前中、愛知商工新聞の「腕まくり指南」でおなじみの名城大学・井内先生に「中小業者の役割と将来」というテーマで講演をお願いしました。
 先生は、春日井市ともなじみ深い方で勝川商店街の弘法市にもかかわっておられ、今の春日井市の街づくりや中小業者に対する行政の位置づけなどにも深い問題意識をお持ちでした。
 講演ではそうした春日井との関係から、今の日本経済の状況と問題点などに触れながら、中小業者としてどう生き続けるのか、そのためには何が必要なのかを分かりやすく解説してくれました。
 「今、中小業者が置かれている状況はかつて経験した事のないものであること。」「だからこそ二足・三足のわらじをはいて、幅の広い情報を常に収集していくこと」「民商らしい事業理念にもとづく、民商の業者らしい商売のありようをみんなの力で作り出していくことが求められていること」「民商の班会はまさにそういう場であり、親しい関係になって腹を割った話し合いをしていく基礎になること」などを語りかけてくれました。

 午後からの討論で、参加者は「民商の中ばかりでなく、広く業者団体にも働き掛けていくことの大事さがよくわかった。」「先日の吉田豊先生に続いて、今日の話で班会の大事さと奥の深さが理解できた。」「夢を持って商売に取り組むことが大事だ。」「うちの息子たちに聞かせたかった。今度は参加させたい。」など様々に感想を出し合っていました。
 その後、この秋の運動で消費税増税反対!社会保障の充実を求める署名の中身の話、仲間作りの運動をどう進めていくのかなど、充実した一日を過ごしました。


愛知県交渉に参加して
9月5日に全県から90名が参加
 9月5日、名古屋市の自治センターで開かれた来年度予算編成に向けた愛知県交
渉に参加しました。春日井からは3名が参加しました。
 県交渉は毎年県内の民商が合同で行っているものです。
 一宮の会員さんが「県の発注した公共事業に下請けで入ったが代金をもらえない。何とかしてほしい」と訴えたことに「すでに元請けと合意をしたと聞いている」とこたえるなど、親会社との関係で泣く泣く低い代金で「合意」させられた業者への理解も共感もない県側の答弁に大きな怒りを感じました。
 私は、融資の問題で、この10月から導入される「責任共有制度」(融資が回収不能となったときに銀行が一定のリスクを負うようになること)に関連して、「金融機関が融資の審査をして、窓口も金融機関ということは、もともとの制度融資の趣旨を踏み外すことになる。今まで以上に貸し渋りを生むものだ」と発言し、10月以降もいままでどおりの申し込みにすべきだと県側に迫りました。県側は「金融機関がリスクを負うのだから、金融機関が審査をするのは当たり前」と答えました。このことでも金融機関の「貸し渋り」の実態を見ない県当局に大きな憤りを感じました。(事務局長 星野)
共済会総会
9月26日(水)夜7時から  
 「更年期と骨粗鬆症のお話」
   講師 小栗明子先生
事務所2階です
商工業振興資金の利率が上がりました
 8月13日受付分から、春日井市が窓口になっている「商工業振興資金」の利率が0.1〜0.3%上が1.5〜1.8パーセントになりました。 
10月以降は取り扱い方法も若干変わるようです。
詳しくは事務所まで問い合わせてください。

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   会計 伊藤英雄