NO.1092 2007,7,30







税務署から白色申告の個人事業者に対し「収支内訳書」の提出を求める文書が郵送で届けられています。事務所にも問い合わせが続いています…

問い 「収支内訳書」の提出は、いつから?
答え 今から21年前の1984年3月に所得税法が改悪されて個人・白色申告者へ   収支内訳書の提出が、法律で決められました。それ以前は、収支内訳書なるも   のは有りませんでした。白色申告の事業者は自ら計算した所得により所得税を   申告納税していました。

問い 「収支内訳書」提出強要のねらいは?
答え 申告納税制度によって守られてきた納税者の諸権利を奪い、@税務当局の権限を強化すること、A大型間   接税(消費税)導入の布石とするため、白色申告者の売上・経費を把握するねらいがありました。

問い 提出しないと不利益は?
答え 収支内訳書の提出が法律で決められました。しかし、民商や建設労働組合、税経新人会、弁護士会など広   範な反対運動で、罰則を設けない単なる「訓示規定」(『注意を与える意味合い』で、義務規定のように守   れない場合にペナルティーを課すものではありません)とさせたことにより、提出しない人も罰則や不利   益な扱いは受けないことになっています。

問い 税務署から来た書類はどうしましょうか?   
答え さきに説明したように、提出しなくても不利益はありません。民商では8月3日に小牧税務署へ税務行政   の民主化をもとめて、請願・要請行動を(春日井・小牧・尾北の3民商)取り組みます。(下の案内参照)   ぜひ、ご参加ください。その時に、希望する方は収支内訳書は返却することもします。


税務調査も始まっています
 7月に税務署の異動があり、税務調査が始まっています。先日も商工新聞の読者の方から「税務署が来る。どうしたらいいか」との電話が入りました。法人の会員にも調査日程の問い合わせが来ています。
 突然の調査・訪問には「今日は都合が悪い、日程は連絡する」といって調査の日程を変更させ、しっかり相談して調査に臨みましょう。(確定申告の手引きの「税務調査10の心得」をよく読んでください)
税務行政の民主化を求める請願行動
とき 8月3日(金)午前10時から
    会場 小牧市公民館(市民会館)

  ※ 集会後→デモ行進→小牧税務署で請願
障害をもつ小・中・高生の
 夏休みを手伝ってくださる方みえませんか?

※月〜金の週2〜5日 午前9時〜5時で都合のよい時間
              (曜日時間等は相談します)
※時給 750円 ※年齢 高校生以上の方ならどなたでも
(できれば福祉経験者、元気な方、子供が好きな方)
(上条町、小野町の児童デイサービスです ※注 時には、外にも出ます)
NPO法人なっとわあく春日井
※連絡先 090−3581−7966(道上)まで

配管工募集!(見習いOK)
給与等条件は相談の上、
      一度ご連絡ください

 
 有限会社 加藤工業
   連絡先090-3256-4268(加藤まで)

 ホームページURL http://katokogyo.st1.jp

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   会計 増田直人