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| 正規の春日井市国保の有効期限は平成２０年８月３１日です たびたび民商だよりでお知らせしているように、昨年９月の春日井市は、国保証更新時に昨年までの約３倍の「短期被保険者証」（以下、短期証）を発行しました。 「短期証」とは、正規の保険証（有効期限は２年）に比べて有効期限が短いもので、春日井市の場合、１ヶ月から２３ヶ月の段階で期限を区別して発行しています。民商では「国保は社会保障であり、無条件に保険証を交付すべき」「国保の納入は無理の無いようによく実情を聞いて相談に乗ること」を春日井市に求めて交渉し、個別の相談も進めてきました。 預金を市役所が差し押さえる 今年に入って「市役所に預金を差し押さえられた」「市役所から差し押さえ通知が届いた」「約束した金額が払えず困っている」などの相談が続いています。 無理な約束をしない、払えないまま放置しない 飲食店を経営するＡさんの場合、昨年納付相談をして、毎月１万円ずつ支払う計画を立てました。しかし、飲酒運転の取り締まり強化の影響から売り上げが大きく減少、約束が守れないまま放置してありました。市役所に出向いて、再度相談、月々５０００円ずつ納める計画を立てて、正規の保険証を受け取りました。 サービス業を営むＢさんの場合も、ご多分に漏れず売り上げが減少、月３万円の支払いが滞っていました。相談の上、月１万円の支払いで６ヶ月の保険証を受け取り、９月に再度相談に行くことにしました。Ｂさんは「滞納があるので保険証もペラペラのものになったと思い恥ずかしかった」「約束したことが守れず気が重かったが、一緒に相談してもらえて助かった」と喜んでいます。 春日井市も努力をしています 春日井市の収納課では、毎週水曜日は午後７時まで、毎月最終の日曜日は午前９時から午後４時まで窓口を開いて相談を受け付けています。 また、職員の対応も、頭ごなしにものをいうこともなく、安心して相談ができるように努力しています。 どうしても１人では相談に行きにくい人は、遠慮せずに役員や事務局に声をかけてください。
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会計 増田直人