NO.995 2005,7,25









消費税法の改悪により、個人事業者は来年の申告から(15年の売上1000万円超の場合)消費税の申告・納税が始まります。
 これに先駆けて、法人(会社)は17年3月末決算から消費税の申告・納税が始まっています。
 法人申告の場合、「決算書」を見れば売上金額が明らかになりますが、(課税売上がいくら、非課税売上がいくらという)その中身はわかりません。
 今回、売上は1000万円を超えているが、非課税売上の比率が高く、課税売上は1000万円を超えていない事業所にも「消費税」の申告書が送りつけられるという事態が発生しました。
 このことについて税務署に問い合わせると@決算書で売上が1000万円をこえている事業所で(課税業者か否かの)「おたずね」に応えない事業所に消費税申告書を送っていること。A非課税売上が多く課税業者とならない場合は、なんの届出義務もないことB申告書の送付は「行政サービス」として行っていること がわかりました。
 課税業者に該当しないので当然届出をしていないのに、またなんの拘束力もない「おたずね」(この「おたずね」に応えないからと言って不利益な扱いをしないと税務署自身が言っていたもの)にも応えないからと言って、一方的に「申告書」を送りつけ、納税者に強いプレッシャーをかける(実際に申告書を受け取った事業所ではどうして送られてきたのかわからずびっくりして不安になってしまっていました)税務署に強く抗議しました。


課税業者にならない個人事業者にも消費税申告書を送付か?
このことから、個人事業者で、「課税事業者」の届をしていない事業者にも、消費税申告書が送りつけられることは容易に想像できます。消費税シフトを強める税務署に負けない、消費税につぶされないよう、いっそうの自主計算の取り組みを強めましょう。


 南支部中新班で班会

 13日水曜日、岩瀬クリーニングさんで南支部・中新班の班会が開かれました。
開会前にみなさんが持ち寄った会費の計算がされ、15日集金がきちんと守られています。
 それからおもむろに班長の岩瀬さんのあいさつで班会が始まりました。「今から、班会を始めます。」と開会宣言。続いて「今日は、いつものみなさんの近況に加えて、消費税の事について大事な話もあります。」と班会の主旨が話されました。
 その後、事務局から若干、消費税についての説明があり、雑談になりました。「毎年、毎年、増税ばかりが続いて、不景気に加えて生活がどうにもならんよ。」「増税ばかりじゃなくて社会保障もどんどん悪くなっている。」「小泉って何を考えているんだろうね。」など日頃の不満や悩みが一斉に爆発。「だから署名に力を入れようよ。」と班長。「いつも署名やるけど、ほんとに力になるの?」という質問に「これで今まで何度も税率アップを止めてきたんだよ。」と丁寧に班長が解説すると「ふーん。それならまた頑張るわ。」と納得しあいました。それから班会はまわりの会員さんの話に花が咲いて延々と続きました。みんなで集まるとほんとに楽しいですね。


8月11日〜15日 事務所は盆休みです



会費の納入のお願い
 
8月は早めの会費納入にご協力下さい
   会計 増田直人