NO.992 2005,7,4








6月24日に事務所に一本の電話が入りました。「民商さんは、ヤミ金の相談に乗っているのですか」というのが始まりでした。よくよく話を聞くと、ヤミ金業者に「これ以上払えない」と言うと、「民商に頼めば元金だけで終わりにしてもらえる」と言って『03』で始まる電話を教えられたそうです。早速そこへ電話すると「元金分だけを振り込めば終わりになる。話をつけて代わりに振り込むから」と振込先を指定され、「業者からの電話には出ないように」と念押しをされました。
 しかし、ヤミ金の督促の電話はやまず、ついには息子さんのところまで電話が入りました。やむにやまれず、事務所に電話してきたのでした。
 6月27日に事務所に来ていただき、詳しく話を聞いた上で、ヤミ金業者に電話をして、これ以上の支払をしないことを通告。いずれの業者もこれ以上請求しないことで話がつきました。
 残念ながら、『民商』をかたったサギ集団(おそらくはヤミ金業者の一味)の電話にはつながらず、被害金を取り返すことはできませんでした。
 相談者は「恥ずかしくていままで相談にこれなかった」「もっと早く相談にくれば良かった」と「ぜひ民商に入りたい」と入会申込書を持って帰られました。

最近ヤミ金の相談は減っています、また、電柱などの「広告」も減っていますが被害が無くなったわけではありません。知り合いで困った人がいれば事務所に早くご相談下さい。

税務署にサラ金なみの取立てを迫られた
24日、Tさんは消費税の支払いのために税務署に行き、「一度には払えない。毎月分割して払いたい。」と要求しましたが、税務署は「消費税は、そんなに待てない。分割しても3回までと決まっている。払えないならどこかで借りてでも払え。家を担保にすればいいではないか。」と、まるでサラ金か暴力金融のような言葉でTさんを脅しまくりました。
Tさんはひるまずに思わず大声で「払いたくても払えないから相談に来ているのに、そんな対応があるか。」と抗議しましたが、税務署は聞く耳持たず「3回で払え」という対応に終始しました。
 民商ではTさんのこの話しを聞き、即座に役員会で税務署に対する抗議をすることにしました。




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   会計 増田直人