NO.991 2005,6,27








6月16日の午後と夜の2回、消費税の学習会を開きました。
 はじめに、03年に改悪された消費税のポイントを、単に売上1000万円超で消費税の課税業者になるだけでなく、消費税の総額表示(小売店などで価格が税込みで表示されること)が将来税率アップの時に国民から消費税が見えなくするものであること、簡易課税の適用が売上5000万円以下の事業者に縮小されることにより、申告税額が大きく増える事業者もあることなどを学習しました。また、税務署が新たな課税業者の取り込みに必死になっていること、そのために数回の「おたずね」や「学習会」の案内が届いていることも紹介されました。
 そのあと、実際の昨年の売上・収支を元に消費税額を計算しました。ある会員さんは本則課税では約58万円の消費税、簡易課税では33万円になることがわかり、他の参加者からは「簡易課税の方が有利だね」といわれる中で「エッー33万円も消費税を払うの、そんなのとても払えない」と落ち込む場面も。
 参加者は、しっかり学習して、消費税対策をぬかりなくすることとあわせて、消費税をなくすために署名などの取り組みをいっそう強めようと話し合いました。
西支部・牛山班で班会開催
19日、日曜日の夜、西支部の牛山班では久しぶりの班会が開かれました。班会には七名が参加し、改悪消費税による申告が来年から始まることについて、今からの準備が決定的に大事な事や、政府のたくらむ10%をこえる消費税率の真の狙いなどについて話し合いました。
参加した会員さんからは「こうした小さな集まりは話しやすいのでいい。」「また、やろう」と感想が出されていました。










昼間の「あおぞらの会」開催
民商では、毎週水曜日の夜に開いている「あおぞらの会」ですが、夜は仕事で参加できない多重債務被害者のために、昼間の「あおぞらの会」を随時開催しています。
17日(金)午前11時から開かれた「昼間あおぞらの会」には4名の飲食店のママさんたちが参加しました。
同じ飲食店どうしが励ましあって頑張っています。夜の「あおぞらの会」に参加できない方は、事務所に連絡して下さい。

予定納税の通知が来ています
先日、会員のTさんから「予定納税の通知が来たが、法人成りして届出もしてあるのに払わないかんのか?」との問合せがありました。
予定納税は個人の営業所得の税額が年間15万円を超えると自動的に発生します。年間の税金を7月末、11月末、確定申告期限の3月15日の3回に分けて払う制度です。
これを納めないと延滞税がついてしまいます。
しかし、Tさんのように「法人成した」とか、「廃業した」「昨年ほどの営業実績がない」などの場合には申請をすれば減額や免除されます。
一度、民商に問い合わせてみてください。
第一期の申請期限は
 7月15日です


会費の納入のお願い
 
毎月15日までに納入をお願いしています。まだの方は早目に納入くださるようお願いします。
   会計 増田直人