NO.989 2005,6,13 |
毎週火曜日に開催している、「なんでも相談会」に4月に相談にこられたSさん。「裁判所からこんなものが来た」と差し出したのは、「支払督促」の通知書です。話を聞けば店の大家さんが息子さんの保証人になり、所有していた店舗と後ろのマンションを差し押さえられたとのこと。そのために3年前から「家賃」を銀行に払い込んでいました。しかし、建物の老朽化が進み、改修が必要になったため、銀行との話し合いのもと、家賃の一部を積み立てて、補修工事を行ったのに、積立をした分が「未払い」だと銀行から督促をされたものだったのです。 放置すれば、銀行のいうままに支払をする義務が生まれるため「異議申立」を行うことにし、後日、弁護士に相談することにしました。 その後、知り合いの弁護士に相談したところ、「法律上は100%負けます」といわれSさんは落胆していましたが、どうしても納得できないと、再度、事務所に相談があり入会、「裁判所に自分たちの言い分を伝えよう」と、自分たちの思いを文章にしたり建物の写真を撮ったりして、裁判所に提出する書類を作りました。 2日にあった裁判では、補修費を認めることに銀行が同意、いままで補修に使った費用は払わなくても良くなりました。また、今後の補修についても「十分話し合って行う」という文書も交わし、和解にこぎ着けました。 |
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春日井の平和行進にはじめて参加して(鈴木事務局員) 6月4日(土)今にも降り出しそうな雲行きの中、はじめて春日井の平和行進に参加させていただきました。 今年は午前中、3コース(@小牧コースA西山コースB高蔵寺コース)の平和行進をしてきて、午後2時から、勝川駅前の合流集会が始まりました。 私は、勝川駅前の集会から参加しました。集会は、冒頭から「ロックソーラン」でにぎやかに始まりました。その後、各界の代表から「核兵器廃絶のために頑張ろう」と、決意表明があり、全国通し行進者、愛知県内通し行進者の紹介のあと、春日井市内をデモ行進しました。勝川駅前から春日井市役所までの約40分程のデモでしたが、沿道の人たちに「こんにちは、平和行進です!」と呼びかけながら歩きました。 途中、鳥居松班の昌和ガラスさんの家の2階のベランダには「平和」の横断幕がデカデカと掲げてあるのには、本当に励まされました。その前の路上で民商の役員、事務局の激励の拍手に参加者は感動していました。春日井市役所に到着してから終結式。この終結式では春日井市役所の市長代理などから、あいさつがありビックリしました。平和行進に市長代理があいさつするくらいなら「非核都市宣言」してもいいのにと思いました。最後には参加者全員で「原爆許すまじ」を大合唱して、平和行進を終了しました。 はじめて参加して、最初のロックソーランから、最後の市役所のあいさつまで驚きの連続でした。春日井市の平和に対する取り組みの幅広さと深さに感動した取り組みでした。来年もぜひ参加したいと思いますし、もっと大きな取り組みにしていくために力を尽くしたいと思います。 |
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