NO.954 2004,9,20








ディーゼル車規制による相談が増える



【NOx・PM法の規制にかかるディーゼル車】
  平成16年度に買換えが必要 107、700台
  平成17年度に買換えが必要 145、500台
  平成18年度以降に買換えが必要 157、100台
         (愛知県内の台数です)

民商事務所に最近、ディーゼル車規制によって「車検
が通らず困った」「車庫飛ばしもできず、廃業も・・・」
「どうしようもないので新車に替えた。」などの相談が増え
ています。

民商では、これまで数回の学習会を開き、相談を受けてきました。今の時点で次のような対処法があります。
【対処法】
 @ぎりぎりまで使った車で次の車検が通らない場合は、新車又は中古車に買い替える。
 A早期買い替え(最終使用期限より2年以上前倒しして買い換える場合)で補助金を受ける。(ただし従来の車は廃車)
 B除去装置をつけて、車検を通す。(まだ、限定した小型車の範囲のみ)
【早期買い替えで補助金を受ける場合】
 @車検証を手元において、市役所・環境政策課(81-5111代表)に電話し、初年度登録など確認し「早期買い替え  に該当するか」を確認する。
 A該当する場合、市役所・環境政策課で申請用紙をもらう、
 B買い替える、
 C補助金を受け取る。(本体価格の10%又は、70万円のいずれか低い方の金額)
【除去装置をつけて、車検を通す】
  潟Gス・アンドエス社開発の除去装置DBSをつける。(国交省の
 認可を受けている)5千CC未満の小型車に対応。5千CC以上の中型、
 大型は開発、申請中とのこと。問合せ先は、事務所に連絡ください。
【今後の取り組み】
 自動車メーカーへ「除去装置」の開発・販売を早くするように要請しな
がら、除去装置の普及をはかります。民商へ相談ください。



愛知県との交渉に参加しました
 9月7日午後2時から、自治センター会議室で春日井民商も加盟している愛商連と県下29民商が参加して、県当局と話し合いました。春日井からは、ヤミ金対策を強めること、国保一部負担金(3割負担分)の減免について要望しました。
参加して元気になりましたあおぞらの会
 毎週水曜日夜に開いているサラ金やクレジット、商工ローン、ヤミ金など高利の返済で苦しんでいる多重債務被害者の学習・交流会(あおぞらの会)には、毎回、四名〜八名が参加しています。
  三〇七万円が一七六万円に減る
「売上が減少し、返済が大変になって相談に来ました。特定調停の申請を八月に行い、先頃、調停委員との面談でした。三社で三〇七万円の借金が、利息制限法で計算しなおして一七六万円に減りました。返済財源の確認を再三、言われています。次回にもう一度面談があります。その後に業者も交えての調停が予定されています」とAさん。
  調停の申請して、19日後に面談(第一回調停)決まる
 九月八日に特別調停の申請をしたBさんは、電話で翌日、事件番号を裁判所に聞き、その電話で19日後の今月27日の面談日が告げられました。春日井簡易裁判所のこれまでのテンポ(およそ一ヶ月後)からみて、スピードアップしています。
  来週、特別調停の申請をします
 Cさんは、あおぞらの会に七月中旬から参加し、勉強し、納得して九月中旬に特定調停の申請をすることになりました。



会費の納入のお願い

  毎月15日までに納入をお願いしています。まだの方は早目に納入くださるようお願いします。

会計 増田直人